斎藤一人の病気にならない考え方　人間はおもしろい

病気にならない考え方

 

〜どういう性格の人が、どんな病気になりやすいか〜

 

人間はおもしろい

自分でも驚くぐらい、私は元気になって、外にも自由に出かけられるようになったんですけど、その頃、千葉にいた私の姉も具合が悪かったんです。

 

それで、姉から「あんた、どうしてそんなに元気になったの❓」と訊ねられて、私は自分がやったことを教えてあげました。

 

「食事はこういうふうにして、青汁とお酢を飲んだんだよ。　それから、考え方をこういうふうにしたんだよ」

 

という話をしたのね。

 

そしたら、姉が、

 

「青汁を自分で作るの面倒だから、あんたが作ったのを頂戴」

 

というので私が姉の分も作って、姉のところへ持っていってあげていたんです。

 

そうしたら、姉は元気になっちゃった。

 

すると今度は、姉が、

 

「ウチの近所にも具合が悪い女性がいるんだけど、かわいそうだから、おまえ、話をして、青汁わけてあげなよ」

 

というので、私はそうしたのです。

 

その女性も元気になったのですが、最初、会ったとき、私は彼女のことを、

 

「ずいぶん、肌の色が黒いおばあさんだなぁ」と思っていました。

 

ところが、元気になってきたら色が白くなってきて、若返っちゃった。

 

実は元々色白で、若い人だったのです。

 

具合が悪くなってしまったから色が黒くなって、見た目おばあさんになってしまったのです。

 

でも、食事を変えて、考え方を変えたら、本来の姿に戻ったんですね。

 

それで、姉や近所の人たちと、

 

「あの人、おばあさんだと思ってたら、本当は若かったんだねぇ」という話をしていたんですけれど（笑）。

 

 

そんなことをしているうちに、なんかウワサが広がって、方々からいろんな人が私の話を聞きにくるようになりました。

 

そうしたら、健康のサークルみたいな、集まりができたんです。

 

私は、五、六人の人を前に話をして、お手製の青汁をきた人に「はい」ってあげていました。

 

その後も、私の話を聞きにくる人は増える一方で、その人たちから「おかげで助かったよ、ありがとう」と、うれしい言葉をもらったりして、「人から『ありがとう』っていわれて、自分はしあわせだな」

 

って思ってたんですけど、そのうち、みんなが「もらってばかりじゃ申し訳ないから、材料代ぐらいは払わせてよ」って、それで、材料代をいただくようになったの。

 

ところが、元気になった人たちが自分の友人・知人とかをつれてくるものだから、どんどん人が増えちゃって、今まで買ってたお店では材料が足りなくなっちゃったんです。

 

そこで、問屋さんで材料を仕入れることにしたのですが、問屋で買うと安いの。

 

みんなからもらった材料代より安くて、差額が出ちゃったんです。

 

だけど、みんなが「その差額は手間賃だから、一人さん、とっておきな」っていってくれて。

 

それで、銀座日本漢方研究所（銀座まるかんの前身）という会社ができたんです。

 

だから、私ね、よく世間の人から「苦労なさって会社作ったんでしょうね」といわれるんだけど、ホント苦労してないんです。

 

「こういうふうに考えようよ」とか、「食事のバランスとろうよ」とか、話をしていただけなんです。

 

それで、「お酢を飲むといいよ」「私が手づくりしていた青汁飲んでみるかい❓」なんて話してたのが、今、粒で、おいしくて飲みやすい「青汁酢」という商品になってしまったの。

 

「ケガの功名」というけれど、私の場合は「病気の功名」ですね。

 

いろんな病気をして具合が悪かったから、今がある。

 

 

話が脱線してしまいました。

 

考え方の話ね。

 

 

⇒次回は「考え方で病気になる、こともある」です🥰

 

お楽しみに🤗

 

それでは、大好評の体験談をどうぞ🤗

（個人の感想です）